リクエスト情報をGoogleアナリティクスに報告するASPハンドラー。
Googleアナリティクスは、HTMLのJavaScriptとして組み込まれているクライアントによって運用されているため、HTMLリクエストのみを追跡します。非HTMLファイルの前にこのハンドラーを追加することにより、コンテンツの配信の一部として、サーバーからリクエスト情報を直接送信できます。
これにより、Googleアナリティクスを使用して、メディアのダウンロード(オーディオとビデオ)、プレーンテキストファイル、XML(RSSおよびAtomを含む)など、他のリクエストを追跡できます。
このハンドラーは、オンプレミスIISインストール、またはAzure Webアプリ内で構成できます。
Webアプリケーションにハンドラーを追加します。 GoogleAnalyticsHandler.dll Webアプリのbinディレクトリに追加するだけです。
WebアプリのappSettingとして、Google AnalyticsプロパティIDを追加します。これをWeb.configで構成できます。
これを接続文字列として設定することもできます。これは、特に以下で説明するロケーションベースのリダイレクトアプリセット構成を使用している場合、 appSetting Sが希望する方法で継承されない場合に役立ちます。
Azure Webアプリの場合、Azureポータルでこれを構成できます。
Googleアナリティクスに報告するあらゆるパスのハンドラーを構成します。たとえば、すべてのrss.xmlリクエストをGoogleアナリティクスに記録するように構成するには、これをWeb.configに追加します。
ここでワイルドカードを使用することもできます。たとえば、 path="old/*"の設定は、すべてのリクエストをold/ディレクトリの下にこのハンドラーに送信します。
(オプション)ローカルファイルを配信したくないが、リダイレクトを実行したい場合(リクエスト情報をGoogleアナリティクスに配信しながら)、リダイレクトパスをアプリケーション設定として構成します。これをWeb.configで構成できます。
これで、 /old/foo.htmlのリクエストはhttps://www.example.com/foo.htmlにリダイレクトされ、Googleアナリティクスには/old/foo.htmlのリクエストについて通知されます。
(オプション)ディレクトリ全体をリダイレクトする場合、ディレクトリ内のリクエストが別のディレクトリにリダイレクトされるようにする場合、これをWeb.configで構成できます。
これで、 /old/bar.htmlのリクエストはhttps://www.example.com/bar.htmlにリダイレクトされ、Googleアナリティクスには/old/bar.htmlのリクエストについて通知されます。同様に、 old/ディレクトリの下のリクエストは同じ方法で処理されます。